イヤカフについて まとめ
ao jewelryのイヤカフ 。種類も6タイプに増えましたので、こちらでまとめさせていただきます。
それぞれの特徴や、つける時のコツ、注意事項、制作の方法など、色々まとめた記事になります。
---- それぞれのタイプにつきまして ----
[ no.1 ] 耳輪に。軟骨ピアスのようにも見え、少しアクセントがほしい時におすすめです。耳輪の巻きが浅い方は外れやすくなります。
[ no.2 ] お耳の中央あたりに。絶妙な厚み具合で、左右で着けても違和感ないほどお耳に馴染む形と思います。
[ no.3 ] 耳たぶからお耳の中央少し下の位置になる。
上部ををシェイプして、着けた時のバランスの良さを意識しました。揺れて、下に落ちる印象です。
福耳さんにおすすめするとしたらこちらです。
[ no.4 ] ほとんどの方のお耳で、耳たぶに落ち着きます。
no.3を長くしたもの。イヤカフとフープピアスの要素を合わせたイメージ。
[ ballon_1 ] ぷっくりしたタイプの小さい方 。お耳の中央辺り、no2と同じ位置のサイズです。イヤカフ ならではの形を模索して作りました。
[ ballon_4 ] 大きめでコーディネイトに映えます。
こちらのみ、オーナメントが通りません。
また、お客様のお耳たぶの長さに合わせてお作りしますので、オーダー時にメモ欄にてお教えください。
---- 素材と仕上げ方法(マットorツヤ)について ----
素材は、下記の4種類ですが、ご希望あればK18でもお作りできます。
(Pt900は、重い為おすすめできません)
SVPtは、銀90%、プラチナ10%の素材です。詳しくはこちらの記事へ。
K5は薄い黄色、K10はピンクがかった黄色です。
マット仕上げは、金属を荒らしている状態です。
そのため、手で沢山触ると荒らしが馴染んで、ツヤが出てきます。
その際は、スポンジヤスリで擦ると、マットに戻ります。
3Mスポンジ研磨剤スーパーファインがおすすめです。
ツヤをご購入いただき、後々マットにしたい場合は上記の方法でマットになります。
あと、ao jewelry全般にある特徴としまして、金属の柔らかな質感があります。
手作業で原型を作っていますので、一見つるんとした質感に見えても、その中でも微妙な揺らぎが残っています。持ち主様にしかわからない差です。
この揺らぎがあるから、肌馴染みが良くて、大ぶりはこなれた雰囲気に、小さなものは繊細に感じていただけるのかなと思っています。
揺らぎをどれくらい残すかが、腕のみせ所とも思っておりまして、
クラフト感はなく、でも温かい印象に、洗練された雰囲気も欲しい、と欲しい質感になるまで手を動かして作っています。
その原型から型取りして、それを磨いて、完成になるので、原型の段階で形を逆算しないとなのですが、その感覚も段々とできるようになってきました。
あ、、ジュエリーを作りはじめて来年で10年でした。。
そりゃ、作りたいイメージを形にする力はつきますね笑
それでも、Ballon_2は、難しくて、型取りするも2回ボツにしました。
写真は、完成品と一個前のボツにしたもの。
失敗は、矢印の長さが短くて、装着時に傾いてしまうためで、あとは全体的なフォルムもシャープに修正しました。
オンラインショップやイベント等のオーダーと、この様な試作を同時進行で進めている日々です。
ちょっと話が逸れてしまいましたが、こんな風に作っているのかと制作の奥深さや、面白味をお伝えできたらいいなと思って書かせていただきました。
形を作る話はいくらでもおしゃべりできますので、別の記事でまた書けたらと思います。
---- イヤカフ の着け方、注意点につきまして ----
丸くなっている方が前で、反っている方が後ろです。
小さい no.1は、耳上部の耳輪に前を引っ掛け、そこから弧を描く様に後ろを運んではめます。
それ以外は、下の矢印辺り、厚みの薄い箇所から通して、安定する位置まで動かします。
*イヤカフ を止める位置は、耳たぶが折れない場所がおすすめです。
耳たぶが折れていると長時間の着用で痛くなります。
お耳の形は本当に千差万別なので、どれもお手元で開き幅を微調整できます。
ただ、no.1のみ一度、口を狭くしてしまうと広げるのに工具が必要になりますので、開き幅を広めにしてお届けいたします。
また、着脱の度に開閉を繰り返すと破損の原因になりますので、( 数回の動かしは大丈夫です )、ちょうど良い位置が決まったら、そこから動かさない様にしてください。
ご希望の開き幅のご希望ありましたら、オーダー時にメモ欄にておしらせください。
開き幅の調整が必要な際は、往復送料をご負担いただきますが、作業は無料にておこなっておりますので、お気軽にご相談ください。
ご覧いただきありがとうございました。
次の記事でコーディネイトをまとめたいと思います。