形が綺麗で、耳が痛くないもの。ここを目指しました。
初めてのサンプルは丸線を丸めたもの
だいぶ完成に近いけど、まだもっさりした雰囲気。
何回かの試作を経て、完成しました。
SV925とK10。全ての金属でのオーダーが可能です。
耳が痛くならないために、なるべく軽く仕上げています。
また、耳たぶの長さに合っていないと、余計なテンションが耳の中にかかるので、耳たぶ用は2サイズをご用意しました。
開きは手元で若干の調整が可能です。
耳の中に入る部分をかなり細くしています。
すっきり、洗練された雰囲気に。
この幅の差が綺麗に見えるポイントです。
チェーンなどを通して、アレンジも楽しめます。
チェーンは程よくキラリとするものを3種類選びました。
チェーンの先をピアスポストに通すこともできます。アレンジの楽しみが広がります。つば広の帽子と相性良いです。
チェーンだけでなく、パールやサファイヤの通せるパーツもご用意しました。
石やパールに通す針金は純銀です。変色が少ない素材なので、お手入れも簡単です。
お気に入りの組み合わせを見つけるのも楽しい時間かと思います。
2022年7月7日 (木)ー9日(土)
千葉市 グリスーリさんの受注イベントにお持ちします。
少量ですが、お持ち帰り用もご用意があります。
デザイナーも7日(11:30~16:00)と、9日(11:30〜17:30)に在店しております。
組み合わせたいピアスをお持ちいただけると、その場でお試しいただけます^^
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
ジュエリーはゴム型から、鋳造するものが多いですが、それとは違うオールハンドメイドと呼んでいる方法は、5000年前とさほど変わらない制作風景です。
まずは、切り出した丸線をざっくり曲げます。
丸線を叩きます。
金属は、叩くと硬くなり、そのまま作業を続けると、破損したりもあるので、途中で金属を柔らかくするための「火入れ」を行いながら。
火入れすると酸化で真っ黒になります。
1回目火入れ前。火入れ→叩くを繰り返します。
5回火入れしたところ。
開き口のところは、角度を変えて叩きます。
バングルの木型にはめて形を整えます。
金槌の跡は、ありすぎるとクラフト感が強くなるので、aoでは、水面のような柔らかな表情になるまで跡をヤスリでならして、その後磨きます。
表面がまだ固い印象なので、もう一度今度は違う金槌で叩いていきます。
最後に仕上げのポインターでツヤツヤに仕上げます。
完成です!
ao jewelryの目指しているのは、柔らかさと洗練された雰囲気を持っていること。
手間を惜しまないことで、着けた時に肌になじむ感じが全然違い、それが洗練さに繋がっていくと思っています。
こちら全てオールハンドメイドのものです。
リング Sunlight Ring SV925
バングル Sunlight Bangle SV925
ブレスレット Perfume Bracelet
ほとんどが受注生産のため、直接ご覧いただく機会の少ないアイテムですが、同じシリーズのK10素材も含めて、aoのロングセラーアイテムとなっています。
写真では伝わりきらない良さがありますので、直接肌で感じていただけたら。
シルバーは、使い込むうちに、どんどんその人らしくなるから不思議。
日々のお供におすすめです。
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2021年7月からWind Bangle01をリニューアルしました。
フォルムをよりシンプルに、カーブにこだわり洗練された雰囲気に仕上がっています。
表面は、マットな仕上げで滑らかなシルクのよう、
縁のみにツヤ仕上げをほどこして、光を集めます。
よくao jewelryに言っていただくのが、「こういうの、ありそうで無いのよね。」というお言葉。
シンプルなものだからこそ、本物の素材で、少しの差にもこだわって作る必要があると思っています。
ジュエリーを作ると決めた時から、さりげなく上品に、その人の美意識を引き立てるようなものを作りたいと思っていました。
どこかリラックスした余裕のようなものが、その人らしい美しさの要因の一つと思っていて、そういう意味では美しさに物は不必要かもしれないけど、でも、馴染んで似合っているものを使うことで、人は自然と安心して余裕とリラックスした雰囲気を醸すのかなと思っています。
そんな風にその人自身が輝けるようなものがao jewelryにあるといいなと思います。
リニューアル前からつけ心地は良かったので、それはそのままに。
私もここ最近はテストも兼ねて24時間つけていて、もう体の一部のようになっています。
幅がありますが、肌への接地面は大きくないので、夏場の暑い外でも案外快適です。また、幅が広い分、安定感があるので、動きの邪魔になりません。
水分ついたまま放置しなければ、水濡れもok。
アルコール消毒、ハンドソープでの水洗いも大丈夫です。
逆に気をつけたほうがいいのは、水がついたまま長時間の放置は水シミのようになってしまうこと、温泉では酸化で黒くなりますこと、クリーニングの溶剤でも酸化が進むことがあるそうですので、その辺りも注意が必要です。
ただ変色はごく表面のことですので、市販のシルバークリーナーや、重曹で軽く擦っての水洗いで大抵は綺麗になります。
シルバーのお手入れについて詳しくはこちら
24時間着けられるので、お家時間の長い今の時期のおしゃれにもオススメです。
動きやすさを動画でご紹介しています ⬇️
ご購入はこちらから
]]>ao jewelryでも取り扱いのあるダイヤモンド。
ダイヤモンドの魅力は、一言では言い表せなくて、透明感や輝きなどはもちろん魅力なのですが、もっと根源的な言葉をずっと探していました。
ふと思いついた言葉が、「否応無し」でした。
存在が、否応無しに、美しい。
ジュエリーの石探しの時に、これ!と思う石があると、不意に口に入れて食べてみたくなります。。
本能に直結するほどの美しさがあるからなのかな、と思っています。。
(勿論みなさまにお届けするものは食べておりませんのでご安心くださいね。)
60億〜45億年前に地球の深部の高温高圧によってできたと言われています。
奇跡が重なって、長い年月をかけて私たちの手元にやってきたダイヤモンド。
その美しさが、あがらえないほどに美しいのは、地球の力そのものだからなのかもしれません。
ブリリアントカットはいわゆる、下にとんがりがあって、上面が平らのもの。
58面体にカットされた形は、光の反射を考えて作られたもので、17世紀の後半には原型ができていました。今のように発光しているように輝くものは1900年に入ってから発明されました。
7色の輝きが入ると多少ファンシーになりますので、白のみで輝くようなシンプルな印象のものを選んでいます。堂々たる、否応なしの美しさと思います。
ダイヤモンドは、紀元前からインドで採掘されていて、やはり特別な力のある石として貴重なものでした。それが時を経て14世紀にパリへ渡り、職人によって研磨されるようになります。その頃はまだ24面のローズカットより荒いものでした。
そして17世紀、フランス宮廷時代に蝋燭の灯のもとで美しく輝くようにと作られたのが、このローズカットです。バラの蕾に似ていることからこの名前がつきました。
確かに、バラの花というよりも蕾という表現が合う、純粋でどこか控えめで、でも確かな輝きと生命力溢れる存在感。
ローズカットは、ブリリアントに比べてカット面が大きい分、ダイヤモンドの反射や透明感が強調されています。
どちらも、クオリティはブライダルで使用されるほどのものです。
お好みと直感でお選びください。
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ダイヤモンドは親しい友人、なんて宣伝だと思っていましたが、気持ちの通う瞬間が不思議とあります。
瞬く姿がまるで話しているように見えるからでしょうか。
そこから、色々とダイヤモンドについて調べて、実際に沢山のルースを見て、
信頼できる日本人のバイヤーさんと出会えたことをきっかけに、ダイヤモンドのリングを作りだしました。
直径2mmのダイヤモンドを使ったリングが多いですが、直径2mmあると、ダイヤモンドの輝きだけでなく温かみも感じられて、でも日常使いもできる、ちょうど良いサイズだからです。
クオリティもブライダルで使われるほどのものを選んでいます。
クオリティが低いダイヤモンドもそれはそれで可愛かったりするのですが、日常がキラキラするほどのものはやはりクオリティの良いものと感じています。
作るならエタニティ、と最初にデザインしたリング。
直径2mmのローズカットのダイヤモンドを17粒。
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ペンギンの芋洗い。たまりません💓
パステルカラーの珊瑚。豊かな海。
クラゲは漢字で海月と書くそう。なんとも言えないゆったりした動きは、海に映る満月のよう。
海のおしゃれさんたち。
とびきりシックだったのは、クロコのような肌に黄色のさし色のこの方。
見ていると、地球は着飾ることやオシャレを推奨しているようにさえ感じるのです。
すみだ水族館
スカイツリーのソラマチ5階、6階
駅直通なので雨の日のお出かけにいいですね。
色々あって迷う、指輪はあまりしない、何がおすすめですか?
と言って下さる方には、大体このBubble Ringをおすすめしています。
着け心地が軽い、フルのデザインなのでリングが回っても気にならない、お手持ちのリングとの重ね付けができる、、など、理由は色々あって、
私もいつもそのようなお話をするのですが、でも本当におすすめしたい理由はもう少し違うところにあります。
粒の接点同士が溶け合って、でも溶けきる直前のぎりぎりのところ、そんな瞬間を形にできたもの。
炎と金属でできた有機的なフォルムが小さい中にも力強さを与えていて、
金属という自然の鉱物と人間の技とのバランスがとれている、そんなリングなのです。
工場で原型から型を作ってもらい、そこに様々な金属を流してジュエリーにするので、
毎回粒同士を繋げている訳ではないのですが、原型は地金から手作りしています。
原型制作では、このような純銀の粒をいくつも作り、それを並べて、バーナーで熱して繋げていきます。熱しすぎて全てを団子にしてしまうことも多々。
コンピューターソフトのCADを使ってジュエリーを作ることが主流の今、大体は画面上で作れてしまいますが、どこか硬い雰囲気。
aoでは、金属とは? それを身に着けるとは? という見た目以前のシンプルで原始的な問いを持って、ほがらかに作りたいと思っています。
前々から不思議だったこと、
石周りの金属をぐるっとタガネで叩いて倒して留めるFountain Ringの
覆輪(フクリン)留めをしている時、、
中学で習った金属の特性は、以下ですが、
======================
1、たたくと薄く広がる(展性)
2、引っ張ると細く伸びる(延性)
3、みがくと光る(金属光沢)
4、電気をよく通す(電気伝導性)
5、熱が伝わりやすい(熱伝導性)
======================
覆輪留めでは、ここに当てはまらないと思うし、逆のことが起きている。
1番のたたくと薄く広がるのところ、もしそうだとしたら、金属がぴったり石に沿わないはず。
↓こうはならなくて、
↑ 横から見るとこんな風に、内径が伸びてしまうのではと。
インコースに金属を寄せること、縮めることってできるのだろうか?
熱せば金属は縮まる(丸くなる)けど、加熱なしでしかも叩いて縮んでいる。
中学で習った法則に合ってないんだよなぁ。
調べると、金属の中には自由電子というのがあって、金属の中を自由に動いているらしい 👀!
それが融通しあっているのかな。
ちょっと違う話ですが、お直しで戻ってきたアイテムが自分の作ったものとは顔が変わった印象だったり、そこになんとなく使い手を感じるのは、その自由電子が使い手のもとで動いていたからなのかな。
石に沿う覆輪留めも、金属の中の自由電子も気になります。
ますます金属に魅力を感じています。
2月からの受注会の連続開催もひと段落しました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました!
沢山の大切な出会いをいただき、
ジュエリーを作ることをはじめてよかったと、
aoを求めてくださる方や関わって下さるみなさまに感謝の気持ちです。
受注会の時にしかお客様とお会いできる機会がないので、そこでいただいた感想や、手にはめている姿などが今後のaoの栄養になるような、
そんな大切な時間でありました。
そんなお客様とのやり取りの場として機能できたらと思い、先日オンラインショップを再オープンいたしました。
ao オンラインショップ | https://aaoo.blue/collections/frontpage
今後も新しい商品を追加してまいります。
また、セミオーダーの受注など、新しいこともしていきたいと思っています。
今日から7月、2019年の半分がスタートの日、
ジュエリーで日々に新しい輝きを🌟
2019年がはじまりました。
今年は2月に東京で受注会の予定がございます。
そこでの新作お披露目へ向けて、現在製作中です。
今年はダイヤモンドの入ったジュエリーに挑戦したいと準備しています。
写真は天然のイエローダイヤモンドのローズカットのもの。
ローズカットはダイヤモンドそのものの輝きが活かされたピュアな印象のカットでとても好みですが、王道のブリリアントカットよりも生産が少なく、その中でもイエローのローズカットはとても珍しいです。
こちらでリングを作りたいと思っています。
また、素敵なご縁をたくさんいただいたaoのオンラインショップですが、手が回らなくなってきたため1月いっぱいでお休みする事にしました。
直接ご連絡いただければ、1月以降もご購入いただけますので、お気軽にお問い合わせください。
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NETFLIX配信のCHEF'S TABLEで紹介されていたパティシエのクリスティーナ・トシのつけているバングル。
本当なら手のまわりには何もない方が作業はしやすいはずなのに、いつもつけている。
着け心地のよさに加えて、チラっと目に入った時の嬉しい気持ち、お守りのような安心感、"物"以上の相棒のような存在なんだろうなと思ってから、
働く人、特に料理人やヨガインストラクター、家事のように体を動かして仕事をする人が身につけるものが気になっています。
家庭でのシーン。手が汚れる仕事の時には上にもっていけたり。
着け心地の良さや機能性は人と相まってどこかセクシーな雰囲気を醸す気がします。
そんなバングルを作りたいなと思って、最近やっと完成したものを近々ご紹介できると思います。
彼女の代表作のバースデーケーキ。
「普通ケーキって、側面にきれいに生クリームを塗るけれど、ケーキは中身が見えた方が楽しいわ!
側面にクリームを塗る事に労力しないで、自由にイマジネーションしながらケーキ作りをしたいの!」
かわいらしい柔らかな雰囲気なのに、すごくエネルギッシュで情熱的な彼女。
憧れの女性の一人です。
そんな思いで作ったaoのブレスレット
Worker Bracelet | ao オンラインショップ
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遺跡から2004年に黄金のマスクが発見されたことで、紀元前5000年前、今から7000年も前の石器時代に金加工がされていたことが明らかになりました。
ジュエリーの起源について一般に3000年〜5000年前と言われていますが、実はそれより2000年も前から金加工がされていました。
自分できちんと調べてみるのは大切ですね。
世界最古のゴールドの腕輪。
恐らく粘土で型を作り、そこに溶かした金属を流したのでしょう。
社会的象徴としてつくらたとされる金のアップリケ。
牛でしょうか、身につける方法といい、作り方といい原始的ですが、
どうにかして金を加工したい、身につけたい、という情熱を感じます。
きっと、金塊を見てきれいだなと思い、それを集めて、叩いたり削ったりしながら「熱してみる?」とおもいつき、やってみたら扱いやすくなり、それを薄くして、カッターを石で作り、切り出したのかなと思います。
私の制作もきれいだな、と感じることからはじまりますですがそれこそが人間の制作の原動力ですね。
その後BC500年頃から最盛期を迎えます。
その頃にはギリシア文明との交流も盛んになり、金細工もより精巧なものになります。
それは、それでもちろんいいのですが、やはり初期のものの力強さには及びません。テクニックよりも作り手の情熱に魅力を感じます。
参考文献
よみがえる黄金展図録、図解 装飾品F Files
最近取り扱いをはじめた素材、 "Sv90Pt10"シルバープラチナ。
純銀90%、プラチナ10%で他に混ざり物のない素材です。
通常のシルバーSilver925は、92.5%が純銀で残り7.5%は銅などの合金ですが、シルバープラチナは混ざり物のない分、酸化しずらいのが特徴です。
半年ほどシルバーを使用しないで空気にふれる状態でおいておくと酸化で黒くなりますが、シルバープラチナは同じ状況でも少しくすんでいるかな?といった程度です。
余談ですが、スターリングシルバーと呼ばれているものはSilver925と同じものです。
また、純銀はプラチナよりもアレルギーに対しては安全といわれていますので、シルバープラチナはプラチナ900(プラチナ90%合金10%)よりもお肌にやさしい素材です。
色は、Silver925とプラチナ900の間のちょっとプラチナ寄りの色味で、深みのある輝きです。
また、お手入れは通常のシルバーと同じで、市販のシルバークリーナーが使えます。ご家庭にある重曹もおすすめです。
→シルバーのおすすめお手入れ方法
名称ですが、一般では「プラチナシルバー」と呼ばれています。
ただ、素材名は最初に書かれているものが一番多く含有されているのが普通で、「プラチナシルバー」といってしまうと、プラチナが多く含まれていると誤解を生みかねません。
そのためaoでは"Sv90Pt10"と含有量そのままの記載で、呼ぶ時にも「シルバープラチナ」と含有順にしています。
シルバープラチナの酸化の遅さ、混ざり物のなさを見ていただくために両方を同じだけバーナーであぶってみましょう。
バーナーの炎は酸化炎で、対象を即酸化させます。
1分後 ↓
左がSilver925で右がシルバープラチナです。
Silver925は黒くなりましたが、シルバープラチナは白っぽくなるのみです。
おそらく、シルバープラチナを何年も放置するとこのようになると思います。
こうなっても、シルバークリーナーや重曹ですぐにきれいになります。
シルバープラチナは、お肌の敏感な方やシルバーの黒ずみを気にしないで着けたい方ににおすすめの素材です。
また、aoでは信頼できる日本の工場で製造しており、どの金属にもアレルギーをおこしやすいニッケル、鉛、カドミウム、水銀は含まれておりません。
アレルギーをお持ちのかた、ご不安な方、コンタクトよりご相談ください。
金属の小片をお送りしてアレルギー反応をみていただくなど、ご対応いたします。
**こちらは旧型のWind Bangle01についてになります。
現在のものとは形が若干違います。**
バングルは型があって、そこに金属を流して作っています。
その作業は業者さんにお願いしています。いつか経験してみたいですが。
上がってきたバングル。
このバングルは優しくふわっと肌にあたる風をイメージしたものなので、
原型の荒めのヤスリ跡を残したまま型取りしました。
でもこのままでは硬い雰囲気。
色々な道具を使って仕上げていきます。
完成品。
原型のヤスリ目を適度に残しつつ、サンドペーパーで仕上げて柔らかな表情に。
絵の具で表情を書き加えていく、そんな雰囲気の作業です。
裏の刻印。この向きのままに腕につけるのがおすすめです。
腕のでるこれからの季節、特に楽しめるアイテムです。
ボリュームの割に軽い付けここち、サイズもご自分で調整できます。
とってもおすすめなアイテムなので、ぜひお手にとってみてください。
下記のお店でお取り扱いいただいています。
(在庫切れの場合もございます。お店へご確認ください)
・千葉県 グリ・スーリさん
・東京都 SUNNY CLOUDY RAINYさん
・山梨県 ロンタンさん
ao のオンラインにも掲載しています。wind bangle 01-02 | Ao オンラインショップ
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シルバーというと、酸化の黒ずみ気になりますよね。でも、その黒ずみを取るのは意外に簡単。
しかも、お手入れを続けるとシルバーはぐっと親密になる感じがあり、着けるほどに持ち主を魅力的にみせてくれます。
シルバーは最前線でどんどん使って、お手入れをして、と繰り返す。
ジュエリーと時をかさねて、自分だけのものにする楽しみのある素材です。
半年ほど、放置したリングとバングル。使わないとよけいに酸化が早まります。
酸化もそれはそれで好き。綺麗なシャツと合わせたり。
ここから、お手入れの紹介です。
用意するもの
重曹、歯ブラシ、タオル(ティッシュで可)、お水
手に重曹をつけて表面をこする。ポイントは重曹をたっぷり使うこと。
細かなところは、爪を立てて重曹を押し込むように、または歯ブラシで。
after側が磨いたもの。
これ、ガンバってこすったりしてないです。一つの球を3回スリスリする程度。その後は重曹を水で流して、水分を拭き取ります。
きれいになりました。すっきり気持ちいい。上がビフォアー。
水の拭き取りは念入りに。水分が残ったままだと酸化の原因になります。細かいものはドライヤーがおすすめです。
次はリングです。
こちらは細かいデザインなので歯ブラシで。
リングを埋める位に重曹はたっぷり使います。
水で洗って、
こちらも綺麗になりました。
こちらも細かいのでドライヤーで乾かします。
他には、市販のシルバークリーナーを使う方法もあります。
Uncle Bill Silver Clean
アマゾンや東急ハンズで小さいサイズなら1,000円ほどです。(写真は大きいサイズ)液に5~10秒つけて水洗いなので、重曹で洗うより簡単ですが、細かな部分は若干黒ずみが残る事も。
真っくろくろのシルバーチェーン。これは多分5年ものとか。
これを擦るとなるとさすがにちょっと大変そうなので、先ほどのUncle Billにつけてみます。
10秒で取り出し
マンテルの下側、チェーンの内側に少し黒ずみが残っています。
残った汚れは歯ブラシで。
多少の酸化であれば、このように重曹をまぶしてじゃりじゃりこするだけでも充分きれいになります。
ただ、これをやりすぎると傷になるので注意が必要です。
本当は歯ブラシで丁寧にこするのが理想です。
今回は酸化がひどかったので、クリーナーに浸しましたが、クリーナーがなくても重曹と歯ブラシで念入りにこすればきれいになります。
すっきり!
お手入れするって気持ちよい。
お手入れをしたシルバーは、新品とはどこか違う。
柔らかいというか、自分の温度を感じるというか、親しくなった気がします。
また、シルバーがちょっと金属臭くなった時には食器用洗剤をつけて水あらいするのでもすっきりします。
シルバーは水洗いできるので特に汗をかく夏場はこまめに洗うと気持ちいいです。
布製のクリーナーもありますが、あれはサンドペーパー仕上げのシルバーには汚れを広げるだけで逆効果だし、細かいところが難しいのであまりおすすめできません。
あと、チューブのクリーナーもありますが、それも結構こすらなければならず、石油の匂いがするし、服に付いたら取れないのでおすすめできません。
お手入れやメンテナンスも承っております。
お気軽にご相談くださいませ。
blue@aaoo.blue
]]>千の粒という意味のミルグレイン(ミル打ち)。
リングや石の周りなどに入れる細かなツブツブで、アンティークジュエリーによく見る技法です。
このさりげなくも、手の込んだリッチな雰囲気が素敵で、aoでもシンプルなミルリングを2種類作っています。
今はミルといっていても、機械打ちのものの方が多いですが、aoのミルは熟練の職人が手打ちしたものです。
↓ 機械の物。近くで見ると分かりますが、粒ではなくて、溝っぽいです。
ミル打ちはジュエリーの一番最後の工程です。奥の毛彫りタガネで溝を彫ったのち、その溝の山にミルタガネ(写真右)を一粒づつ打っていくという、気の遠くなるような、かつ緊張感のある作業。
目を凝らしてアップでみるとこんな感じ。一粒一粒キラリと光ります。
ミルグレインは永遠や、子宝、長寿の意味を持ちますが、粒が並んだ様子を実際に見ると納得です。
さらにアップにするとこんな感じです。
毛彫りタガネの線と、ミルタガネの球がはっきり分かります。
一つ一つ打った姿があたたかい。
愛すべき小さな世界。
結婚指輪にもおすすめです。
プラチナなどご希望の金種でお作りできます。
ただいまご注文の商品をもりもり石留め中。
爪を使わないでぐるっと金属を倒す石留めをフクリン留めといいます。
金属を打った表情や、石と金属が一体になる感じがいい。
リングを固まる粘土のようなものに固定して、タガネで少しづつ打っていきますが、なんせ石を割らないかいつもドキドキ。
自分の体調が悪かったり、天気が悪くて見えづらい時なんかにはやらないようにしている位、私にとっては一番のドキドキポイントです。
今回は石を選んでいただいているので特に、本気の緊張です。
気合いを入れて頑張ります。
LISETTE ao jewerly Order Fair
鎌倉店 5/30wed - 6/10sun
二子玉川店 6/15fri - 6/24sun
オンラインショップ 6/5 tue - 6/25mon
https://lisette.jp
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リゼッタさんHPでaoのインタビューをしていただきました。
鎌倉店では30日(水)と6月1日(金)の16時頃まで在店予定です。
リゼッタ鎌倉店は私も大好きな場所。
カレーのOXMORONと繋がっていて、ランチしてお買い物してと鎌倉に来てここだけでも充分満足できる位です。
鎌倉の混んでいる方とは逆の西口からすぐの場所で、地元の方の多い落ち着いた雰囲気の中にあります。
2年ほど前に伺った時の写真。
OXMORONのキーマカレー♡
今回の在店中も食べられるかな。
絶品スイーツでした。いい素材をシンプルに作られてる感じです。
今年はあじさいが早めのペースで、6月上旬で満開のところもあるかもとのこと。
鎌倉のあじさい散策とご一緒にぜひお待ちしています。
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