お手本はいつも身の回りに

木の枝葉、貝殻の形、そして血管も、
よく見ると、小さな形が、大きな形の中にも現れる。
この規則性をフラクタルと呼びます。
自然は定規で線を引くように直線的に広がるのではなく、
同じリズムを繰り返しながら少しづつ成長しているから、フラクタルが結果として現れるのかなと思っています。
そんな自然の成長の軌跡であり、私たちの体の中にもあるリズムだから、私たちは、木漏れ陽や波、自然の造形物をみてどこか心地よさを感じるのかもしれません。

新作のTwist Ringも、そんな自然のリズムから生まれました。

蚕の糸を撚ってできた青色の絹糸
糸撚りの道具を使って、糸から紐へ。
紐をさらに大きく撚った様な形にします。これをどの様にリングにするかは企業秘密です^^
規則的なのに、同じ形は現れない。
自然が時間をかけて育てたような、有機的なフォルムになりました。
私はデザインを考えるとき、
「美しい形を作ろう」と思うよりも、自然ならどう成長するだろう、どう見せるだろう、とそんな問いを持っています。
私が考えたというより、身の回りにすでにある美しさを、そっと拾い上げるような感覚です。
自然は効率的な成長と、フラクタルの様な美しさを同時に、あたかも当然のごとく生み出していて、そのタイミング、リズムにはいつも新鮮な感情が湧きます。
このリングもまた、何かを表現するというより、
自然が育むリズムを、指先でほんのり感じてもらえる存在になれたら嬉しいです。
Twist Ring →Online shop